機会を見て,自分の好きな楽曲を取り上げていこうと思い立った。まず,何から取り上げるかを考えたが,学生の1人が現在フィンランドに旅行をしているとのことを耳にしたので,最初にフィンランドを代表する作曲家について。
Sibelius(シベリウス)
フィンランドが独立(1917年)を果たすに至る際に,民族意識に基づく傑作を残している。北欧的とも言うか,聞き慣れた西洋音楽からすれば,一風変わったイメージの曲が多い。
交響詩「フィンランディア」:"Finlandia"Symphonic Poem Op.26:シベリウスの代表曲です。元々,劇の付随音楽の1曲で曲の題名は「スオミ」だったとのことである。「スオミ」とは,現地語によるフィンランドの呼称である(nipponのようなものか・・)。ロシアの支配下にあった人々に,この曲が圧倒的に受け入れられ,独立した楽曲となり,歌詞が付せられフィンランド賛歌としてフィンランドを代表する曲となったとのことである。フィンランド出身の映画監督による映画「ダイ・ハード2」(1990年)にも用いられている。情念の固まりのような曲である。演奏時間は15分くらいかな。
交響曲第2番(Symphony No.2 in D, Op. 43):出来というか芸術性という観点から言えば他の交響曲が優れていると言われるが,一番心に訴えるのはなんと言っても2番(全曲で50分弱)。特に4楽章が,何とも言えなく好きである。悶々とするテーマが繰り返され次第に熱を帯びてくる。そして,最後に一気に賛歌に変わって,開放感にて終幕を迎える曲である。考えてみれば極めて単純な造りなんだがそのシンプルさ故に心を惹きつける。私も単純じゃ(笑)
最近のコメント